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出張旅行術

海外ビジネスにおける革靴の基本ルール 形や色はどうすればいい?

みなさん、スーツに合わせる靴には気を使っているでしょうか?
全く気を使ってないなかった人もいるかもしれませんが、革靴の履きこなし方にはルールがあり、それを守っていないととても恥ずかしいんです。
今日は、革靴の基本からグローバルビジネスの場での実際のところまで、ボクの知る範囲で紹介したいと思います。

ビジネスにおける革靴の基本

まず、ビジネスにおける革靴の基本です。

形状

形として最も無難で冠婚葬祭にまで使える形状は、黒の内羽根ストレートチップです。
これは最初の1足として持っておきたいですね。
セットアップスーツに合わせる形状としては、その他にはプレーントゥ、セミブローグ、フルブローグなどまでかなという気がしています。
ジャケパンスタイルなどであれば、Uチップやローファーなど少しカジュアルよりの形状がちょうどいいかなと思います。
羽根形状については、内羽根のほうがフォーマルで外羽根はカジュアル寄りというのが一般的な理解ですが、そこまでこだわらなくてもいいかなと思っています。

色は黒もしくは茶ですね。
茶の場合、濃い目の茶色にしておけばほとんどのビジネスシーンで問題ないと思いますが、明るめの茶はちょっとカジュアルになるので場を選ぶ必要があります。

ソール材質

ソールの材質について、これは好みになりますが、革靴の基本はレザーソールだと思っています。
ただし雨には弱いため、雨の日などの実用性を重視する場合はラバーソールが使い勝手がいいですね。

その他

あとは、革靴の履きこなし方として重要なポイントは、
手入れをこまめにし常に磨かれた状態とすること
紐靴を脱ぎ履きする際は必ず紐を使うこと
ですね。
これ、実は一番大切なポイントです。どんないい靴を履いていてもお手入れをしていないと台無しです。
逆に、安い靴でもしっかりとお手入れをしておけば、それなりにちゃんと見られます。

実際みんなどうしている?

基本はこんなところかと思いますが、実際のビジネスシーンにおいて、こういった基本を守っている人はとても少ないです。
電車に乗っているビジネスマンの靴をみていると、上記のようなことはおそらく何も気にせず買って履いているのだろうなという人が7ー8割です。
また残りの2ー3割は基本を守った上でいい靴を履いていると思われますが、その中でさらに、こまめにお手入れをし大事に履いているだろうなと見受けられる人は半分以下です。
つまり、ビジネスシーンにおいてまともに革靴を履きこなしているのは、全ビジネスマンの1割以下なのです(ボクの個人的推量ですが)。

海外のビジネスマンは?

これが海外になると、もっとひどい国が多いかなと思います。
まずスーツを着て仕事に行っている人の割合が、日本よりは圧倒的に少ないので、普段からきちんとした革靴を履く必要のある人がそもそも少ない気がします。
一流企業のエグゼクティブなどになると、ピシっとしたスーツに手入れのされた上質な靴を履いていることが多いですが、それ以外の人は結構テキトーだなと思います。

最後に

さて、このように日本だろうが海外だろうが、ビジネスシーンできちんと革靴をは着こなしている人はおそらく1割以下です。
逆に言うと、その環境下でしっかりと革靴を履きこなせば、一目置かれる可能性が高いです。
1割以下の人しか気にしていないんじゃ意味ないじゃんと思った方、それは勘違いで、上記のように企業のエグゼクティブ = ビジネスシーンで結果を残している人はそのあたりを見ています。
見ている人は見ているのです。
もちろん革靴の履き方とビジネスでの実力はイコールではありませんが、ひとつの指標として見られることがあります。
靴ひとつで、自分の人となりを判断されてしまう可能性があるので、ぜひ基本ルールは把握し、普段から手入れを欠かさずピカピカの靴を履いておきましょう。