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なぜヨーロッパでは長期休暇がとれるのか? ドイツやフランスでは1ヶ月も休む?

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日本では多くの人がお盆に仕事を休みますね。特に今年から山の日という新しい祝日が8/11に制定されたので、8/11から15まで5連休という人も多いのではないでしょうか。
 
しかしそれでも、土日+たった3日の夏休みです。そのほかに有給を使って夏休みを取る人もいますが、がんばっても1週間+αというのがほとんどではないかと思います。
 

ヨーロッパでは長期の有給休暇は当たり前

しかし、海外での休みの取り方は大きく異なります。特に感じるのが欧米、その中でも特にドイツやフランスなどの欧州の国々ですね。
ヨーロッパの人たちは普通に2週間や3週間、人によっては1ヶ月も休みます。
特別な人達ではなく、ごく普通の会社員がこのように夏休みをとるんです。
ボクたち日本人にとっては信じられない話ですが。
 
しかし、なぜヨーロッパの人たちはそんなに長く休みを取ることが可能なのでしょうか?ボクなりに理由を考えてみました。
 

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なぜヨーロッパでは長期休暇がとれるのか?

1. バックアップ体制が整っているから

夏休みで人がいなくなることを前提に業務が行われていると思います。
必要な資料は同僚が確認できるように普段からきちんとファイリングがされていたり、情報共有が徹底されていたりします。
また、『この人でなければできない』という業務をなるべく作らないようにしている気がします。
 

2. 休みによる弊害を気にしないから

これは理由になっていないような気もしますが、確実に弊害は出ているけど、『休みなんだから仕方ないじゃん』という感じで済ましている部分もあると思います。
それで仕事が滞おろうが関係ありません。
 

3. 社会的に認められている慣習であるから

この理由が一番大きいかと思います。
夏休みは数週間単位で取るのが当たり前、という共通理解があるため、取引先の担当者が夏休みであっても『バケーション、あっそう、しょうがないね』と理解されます。
休みをシッカリ取るために普段がんばって働いているんだ、くらいの感覚なんでしょう。
 
 
理由を色々考えてみましたが、結局は、休みをとるというのが大前提としてあって、そのうえでどのように働くか、という発想なのだと思います。
 
 

日本はなぜ長期休暇がとれないのか?

ヨーロッパにおいてこのようなことが可能なのも、各個人の業務範囲がある程度明確に定められているからだと思います。
うまくやりくりして、自分の業務範囲については休みの前後で終わらせる、そうすれば後は気兼ねなく休める、というわけです。
 
これに対して日本はどうかというと、業務範囲が明確ではないため、自分がやるべきことを終わらせたとしても、同僚が仕事に追われていたら手伝わないといけなかったり、自分だけ勝手に休みを取るのが許されない空気があったりします。
決して上司や周囲がダメと言うわけではないけど、どうしても自分だけ休むことに引け目を感じてしまう、そういう感覚が多くの日本人にあると思います。
 
つまり、これまでの働き方・制度を続けていく限り、1ヶ月もバケーションをとることなんて不可能に近いのです。
皆さん一緒にお盆休みを取りましょう、皆さんお盆は帰省ラッシュに巻き込まれて田舎に帰りましょう、というのを続けていく必要があるのです。
 
長い夏休みをとりたければ、ヨーロッパで職を見つけるか、日本でそのようなスペシャルな会社を見つけるか、あるいは自分でつくり上げるか、でしょうか。いずれにしてもハードルはなかなか高そうです。