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大企業を辞める勇気ありますか?ボクは後悔していません

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ボクは大企業を辞めて中小企業に就職しましたが、その決断を後悔していません
周りから見たら『なんで辞めたの?』と思われるような感じでしたが、自分の考えを信じて正解だったと今は思っています。
そんなボクの経験を交えながら、大企業を辞めることについて書いてみたいと思います。
 
 

大企業という既得権益

大企業というのは、日本の社会のおいては一種の既得権益です。
大企業(のいわゆる総合職)への道というのは限られており、日本の社会では一度でもドロップアウトすると再度舞台に上がるのが難しいシステムになっています。
有名大学に進学し新卒で有名企業に就職する、というのが一番無難なキャリアであると(今も)信じられています。
 
そして、その権利は一度手放したらもう戻ってこない、そう思われています。
つまり、一度中小企業に転職したらもう大企業に転職することはできない、ということです。
新卒で中小企業に就職した人が大企業にステップアップ転職することも、非常に難しいと言われています。
 
ゆえにみなさん、大企業を辞めるという選択を躊躇してしまうんですね。
よくわかります。ボクもそう思っていましたし、既得権益というのは一種の事実です。
 
 

大企業の安定性

大企業は安定している、多くの人がまだそう思っていると思います。
最近ではシャープや東芝が大変なことになっていますが、それでもなお、他の大企業はそうカンタンには潰れないし、自分の務める大企業は(あるいは自分は)大丈夫だろう、とみんな思っているでしょう。
 
これは間違った考えです。
大企業だから安定、ということはありません。
どんなに優良な企業にみえても、何があるかわからない世の中です
経営陣が把握していないところで子会社が粉飾決算をしていたり、ちょっとした問題がSNSで拡散され企業イメージを大きく下げたり、突如業界再編が行われたり、と色々なリスクがあります。
また企業としては存続しても、従業員がリストラにより辞めさせられるということもありえます。
 

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新卒時の就職先としての大企業

新卒時の就職先としては、大企業はアリだと思います。
最初から中小企業やベンチャーを選ぶことも否定しませんが、学生が企業の善し悪しを見極めることは困難です。
 
新卒で大企業に就職することのメリットは大きく3つあります。
教育体制が充実していること、人脈形成、社会的信用の3つです。
特にみっつめの社会的信用というのは大きなポイントで、この有名企業に新卒で就職しましたという事実が、その後のキャリア選択の際に選択肢を広げます。
 
 

大企業のリスク

新卒時に大企業に就職すると、そのカテゴリーから出ることをおそれてしまいます。
しかし、大企業というカテゴリーに居続けることにもリスクがあると思います。
 

一歯車としての仕事が多く成長の機会を損失する

企業や業種によりますが、大きな仕事の一部分だけを担当するということが多くなりがちです。
特に若いうちは下働きが多く、ビジネスの重要部分に携わる経験をなかなかさせてもらえない場合も多いです。
吸収力が豊かな20~30代に、一歯車としての下働きを延々とやらされることは大きな機会損失になることがあります。
 

キャリアを選べない

自分の意思とは関係なく、異動させられるというリスクがあります。
これによって望むキャリアとまったく異なる経験を積まざるを得ない場合があります。
キャリアの分断です。
専門性を身につけることができず、会社の都合でいいようにたらい回しさせられるというのは、自分のキャリア形成にとってマイナスです。
 

自分の経験

ボクは新卒で大企業に就職し、8年働いた後、中小企業に転職しました。
30歳のときです。
当時それなりに実力をつけ、これからより責任のある業務に取り組んでいく、という段階だと自分では思っていました。
しかし、そのままその会社に居続けた場合、別部署で再度下働きを繰り返す、というシナリオが目に見えていました。
 
30歳からの貴重な時間をそこに費やすべきなのかどうか、熟慮した結果、転職という道を選びました
転職先の企業では、より実践的で豊かな経験を積むことができると判断したからです。
この決断に後悔はしていません。
 

最後に

必ずしも大企業を転職するべき、と主張するつもりはありません。
ただ、大企業にしがみつく必要はないなと、辞めた今だからこそ思えます。
大企業という枠に縛られなければ、もっともっと広い世界が広がっています
小さな企業でもユニークな会社はたくさんありますし、優秀で面白い人もたくさんいます
 
もちろん、中小企業ならではのリスクや、個々の企業の善し悪しがあります。
それらを踏まえた上で、自分でキャリアを選択していきたいという人は、大企業からの転職というのもいいのではないでしょうか。
 
 
なお、大企業と中小企業、それぞれのメリット・デメリットについても記事を書いていますので、よろしければご覧ください。