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海外で運転というとハードルが高く感じますが、実は国際免許証さえ持っていれば簡単に運転できてしまいます。(少なくとも法的には)
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国際免許証ってどうやって取るの?
国際免許証(国外運転免許証)の取得方法はとっても簡単です。
運転免許センターで、パスポートと運転免許証、写真を提出して手数料を支払えば、5分とかからずできてしまいます。
手数料も、東京都の場合で2,400円と大した金額ではありません。
ただし、以下のような点には注意しておく必要があります。
・有効期限は1年間だけ。期限切れ後は再度、同様の申請手続きが必要となります。その際は、期限切れの国際免許証を返納する必要があります。
・日本の運転免許証が有効期限内でなければいけません。
・国際免許証は、日本の運転免許証の内容を証明する書類であり、海外での実際の運転の際には、日本の運転免許証も携帯している必要があります。
このように国際免許証の取得自体はとても簡単ですが、問題は技術的に対応できるかどうか、またトラブルに遭った際の対応などです。
実際問題、現地でカンタンに運転できるのか?
技術的に対応できるかどうかですが、これにはいくつかの要素が関係します。
右ハンドルか左ハンドルか
ひとつは右ハンドルか左ハンドルか。
米国や中国、欧州の多くの国は、日本と反対の左ハンドルです。車線も反対になります。
これが慣れるまではなかなか大変です。特に車体の左右の位置感覚をつかむのに苦労します。
交通ルールや標識
ふたつめの要素は、交通ルールや標識です。
交通ルールは基本的なところはどこの国も同じだと思いますが、右ハンドルの場合の左折の扱いは、青信号だけOKの国と赤信号でもOKの国があるなど、細かいところにルールの違いがあります。
また標識は各国で異なるので代表的な標識は運転前に頭に入れておく必要があります。
交通マナー
みっつめの要素は、交通マナーです。日本は比較的交通マナーがいいと思います。
先進国はおしなべてマナーがいいところが多い印象で、反対に中国や東南アジアの国はマナーが悪い印象です。
アジアの特に大都市は人口が密集していて交通量が多いため、運転がとても難しいと思います。このようなマナーが悪い国での運転は危険がとても多いです。
トラブルに遭った場合は?
懸念点のもうひとつは、トラブルに遭った際の対応です。
まず大前提として、各国で運転時に必須な保険には必ず入っておくことが大切です。
日本も同じですが、いざ事故を起こしてしまった場合、特に人身事故などでは損害賠償額が途方もない金額になりえます。保険は必須です。
また、トラブル時のコミニュケーションも心配な点です。仮に自分が英語を話せても、相手が英語を話せるかどうかはわかりません。現地の言葉でしか会話ができない可能性があります。
最後に
このような懸念点・リスクもあるので、できることなら慣れない海外での運転はしないにこしたことはありません。
それでもどうしても運転せざるを得ない、そういうときには必ず事前に国際免許証を取得し、運転に臨みましょう。
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