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出張旅行術

中国でのインターネット規制、GmailやDropboxが使えるか

中国出張における最大の問題は、インターネット接続に制限があることです。

俗にいうグレート・ファイアウォール、中国政府によるインターネット検閲・制限があり、多くのクラウドサービスやSNSに接続ができません
特にここ1年ほどの間に、さらに厳しくなってきている印象です。

 

各ウェブサービスの接続可能状況

参考までに、2015年に中国訪問した際の、各サービスへの接続具合は下記のような感じでした。

Facebook、Twitter、Dropbox、Googleマップ、Googleカレンダー → 完全にNG

LINE → 基本的には接続できないが、タイミングによっては接続可能

Gmail → 基本的には接続できないが、メールソフト(アプリ)によっては接続可能。ただし、ここ最近でかなり厳しくなってきていて、メールソフト経由でもほとんどブロックされつつあります。。

Evernote → 特に問題なし

とはいっても、短期出張において、FacebookやTwitterなどが使えないことは大した問題になりません。
プライベートで使っているサービスは単に我慢すればいいだけなので。

問題はビジネスで活用している、GmailやDropboxなどのサービスです。
ボクはこれらのサービスにかなり依存しているので、これらが使えなくなると仕事が全くできません。。。

 

インターネット規制への対策

それでは、ボクがどうやって対策しているのかというと、主に2つの方法で対策しています。

ひとつはVPNの活用、もうひとつは上記サービスに依存しない代替案を確保することです。

1) VPNの活用

ひとつめのVPNというのはVirtual Private Networkの略です。
中国外のサーバー経由でインターネットにアクセスすることでグレート・ファイアウォールを回避する方法です。

VPNって結構ややこしいので、簡単に使える方法はないかと探していたところ、BlueSurfaceなるサービスを見つけました。

このBlueSurface、専用ソフトをダウンロードしてインストールすれば、難しい設定を一切せずにVPNを使えます。
PCの場合は専用ブラウザを使わないといけない、という制限があるのがデメリットですが、iphoneにおいてはどのアプリでも使えるようになります。
ウェブ上での評判もなかなかいいようです。

実際に使ってみた感想としては、たしかに設定などがほとんど必要なく、簡単に使えるのでとても助かります。

ただし、常時接続できているわけではなく、接続できない場合も多々ありました。
ウェブ上での評判によるとこれでも安定している方だということですが、これだけでは不安は残ります。

2) 代替ウェブサービスの活用

そこで、もうひとつの対策として、上記ウェブサービスに依存しない代替案を確保しています。

例えば、
GmailのメールはOutlook.comやYahooメールでも閲覧できるようにしておく、
LINEの代わりに中国製アプリであるWe chatでの連絡手段を整えておく
などです。

このふたつの対策で、出張期間中はなんとか騙し騙し対応していますが、かなりストレスがたまりますね。

みなさん、中国出張に行かれる際は、事前に対策をお忘れなく!

 

*2017年3月に追加で記事を作成しました。
この方法はメチャクチャ便利です。ぜひご活用ください!

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