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WiMAX 2+を解約してグローカルネットに戻した3つの理由

どーも、ちゃた(@chatalog13)です。

ポケットWi-Fiサービスって最近色々ありますよね。
その中でも代表的なのがWiMAX 2+
「ポケットWi-FiといえばWiMAX」というくらい、メジャーなサービスです。

ボクの場合、過去2年ほどはグローカルネットという別のポケットWi-Fiサービスを利用していました。
これがとても優れたサービスで大きな不満はなかったものの、「もっといいサービスがあるのではないか?」と考えて、実はこの1月からWiMAX 2+ に乗り換えてみました。

しかしながら、結局WiMAX 2+ は解約してグローカルネットを使い続けることにしました。
その理由は3つあります。

WiMAX 2+は電波が繋がらない場所が多い
WiMAX 2+のルーターのバッテリー持ちが不満足
WiMAX 2+は海外渡航時にそのまま使えない

ボクがWiMAX 2+を解約したこれらの理由について、具体的にご説明していきます。

 

 

 

【理由1】WiMAX 2+は電波が繋がらない場所が多い

これが最大の理由です。
WiMAX 2+ は電波が繋がらないエリアがどうしてもあります。

特に繋がらないことが多いのが電車の中。
ボクが感じた具体的なシーンは地下鉄と新幹線です。

最近はスマホ回線の場合、地下鉄乗車中に圏外になることはほぼなくなりましたが、WiMAX 2+ の場合、地下鉄移動中も普通に圏外になります。

あとは新幹線移動中。特にトンネルに入ると圏外になります。
新幹線って結構トンネルに入ることが多いので、圏外になる頻度が多いんですよね。

 

電車で繋がらないってちょっとしたことのように思えるんですが、ボクのような営業マンにとっては大問題。
ボクは毎日のように出張・外出して色々な場所でパソコン作業をします。
その多くは電車移動中。
多くの営業マンにとってモバイルルーターを1番必要とするシーンが電車の中なんですね。
その電車の中で繋がらないのでは、他の場所でいくら高速通信ができても無意味です。

 

WiMAX 2+ を使ってみて改めてわかった、
電車移動中の繋がりやすさの重要度。
これ、モバイルルーターとしての最重要ポイントです。

 

 

WiMAX 2+を地下鉄や新幹線内でも使う方法

もちろんWiMAX 2+ においてその弱点の対策はされています。

ひとつは「au4GLTEモード(通称:ハイスピードプラスエリアモード)」という機能。
1,005円/月のオプション利用料が追加でかかりますが、WiMAX 2+ の電波ではなくauスマホ用のLTE電波に接続できるというモードですね。

ただし弱点があり、ハイスピードプラスエリアモードで1ヶ月7GB以上のデータ通信を行ってしまった場合、速度制限となってしまうんです。
当月中、通信速度制限が続きます。
しかもこれ、LTEだけでなくWiMAX 2+ 通信も速度制限の対象となってしまいます。

ハイスピードプラスエリアモードのままうっかり7GBを超えて通信してしまうと、その月は使いものにならなくなります。
かといって、場所によってこまめにモード切替をするのも面倒。

通信制限のリスクとモード切替の手間があるため、ボクとしてはまったく実用的でないと判断しました。

 

もうひとつの方法は「UQ Wi-Fiプレミアム」とうサービス。
WiMAX 2+料金プランのオプションとして無料で利用できる公衆無線LANサービスです。
地下鉄の駅や新幹線内などで接続できるサービスですね。

これは使いこなせると便利なのかもしれませんが、接続方法が非常にわかりにくいです。
ボクは何度もトライしましたが結局接続できませんでした。
ボクの知識ややり方の問題なのかもしれませんが、マニュアル通りにやっても駄目でした。
使えていないので、いい悪いの判断ができないのですが、少なくともボクには役立たなかったサービスです。

なお、電車以外にもWiMAX 2+の電波が入らない場所はいくつかありました。
何度かあったのがカフェ。建物の奥まったところにあるカフェで使えないことがしばしばありました。
外出先の空き時間はカフェでパソコン作業、そんなときに電波が届かない、というのは非常にがっかりします。

 

 

【理由2】WiMAX 2+のルーターのバッテリー持ちが不満足

WiMAX 2+を解約した理由の2つ目は、ルーターのバッテリー持続問題。
ボクが使っていたのはWX05というNEC製の端末。
スペック表のバッテリー使用時間(連続通信時間)は以下の通り。

【連続通信時間(ハイスピードモード:WiMAX 2+)】
・おまかせ一括(通信速度を優先):約8.1時間
・スタンダード:約11.5時間
・バッテリ持ちを優先:約14時間
・エコモード(Bluetooth®接続時):約18時間

イマイチそれぞれの定義がわかりませんが、「なんとなく1日持ちそうだな〜」という感覚を受ける数字ですよね。

 

でも実際には結構問題がありました。

ボクの場合、1日外出してバリバリ使う場合、朝家を出てから夕方に帰るまで、バッテリーがもちませんでした。

1日外出していてもずっと使っている場合でなければ、バッテリー持ちは優れています。
というのも、使わないまま一定時間経つと、ウェイティングモードに勝手に切り替わるんですね。
これによりバッテリー消費がほぼされなくなります。

 

ただこのウェイティングモードというのがまた曲者で、ボクにとってはストレスとなりました。
ウェイティングモードのままだとパソコンからルーターへの接続ができません。
一度ウェイティングモードからの復帰をさせる必要があるんですね。
これは本体のボタンを押すか、
あるいはスマホアプリからリモート起動するか、
のどちらかになります。
どちらにしても余計な動作がひとつ増えます。
しかも復帰までに時間が数十秒かかる。

ちょっとした空き時間にパソコンをひろげてすぐにメールチェックがしたいのに、パソコンを開いてから数十秒ネットにつなげません。
毎回この数十秒のロスがある、この作業効率の悪さに耐えられませんでした。

 

このような仕様にされているのも、そもそものバッテリー容量が小さい(3200mAh)からなんですよね。
導入当初は、端末本体の重さが128グラムと軽いのがいいなーと感じましたが、そんなことよりやっぱり大容量バッテリーが正義です。
大容量バッテリーを搭載して常に通信可能な状態にある」それがボクにとっては理想のモバイルバッテリーです。

 

 

【理由3】WiMAX 2+は海外渡航時にそのまま使えない

WiMAX 2+を解約した3つ目の理由は、海外渡航時にそのまま使えないこと。
まあこれは最初からわかっていたことですが。

WiMAX 2+に切り替える前に使っていたグローカルネットは、追加料金はかかりますが、海外でもそのまま使えるサービスだったんですね。
海外出張の多いボクにはこのサービスはとてもありがたい。
そのため海外利用時のことを想定し、グローカルネットは解約せずにおいていました。(使用しなくても基本料金が月400円かかり続けます)

国内は通信速度の早いWiMAX 2+、海外はグローカルネット、と使い分けようという目論見でした。

けれども国内利用で圧倒的なアドバンテージが感じられなかったので、海外で使えないというデメリットも気になってきました。

 

 

最後に

上記のようにWiMAX 2+はボクの使い方にはフィットしなかったため解約してしまいましたが、WiMAX 2+が向いているという人もいます。
特に固定回線代わりに使うケース、「自宅等がメインで外出時にも使いたい」というような人にはとてもいいサービスだと思います。

使ってみるなら契約解除料が1,000円で長期縛りのない本家UQ WiMAXがおすすめです。

 

しかしながら、ボクのように自宅やオフィスでは使わず、外出先での使用がメインという人には向いていないですね。

最近は大手以外からも色々なポケットWi-Fiサービスが出てきています。
そのようなサービスの中から自分に合うものを選ぶといい時代になってきているのかなと感じます。

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ボクの場合は、とりあえずグローカルネットという元サヤに戻っています。
また他のサービスを試す際はご報告します。

それでは〜。

 

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