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出張旅行術

ANA国際線の機内Wi-Fiサービスって?実際の使い勝手は?

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どーも。虚弱系ビジネストラベラー、ちゃたです。

飛行機の機内WiFiサービス、最近よく目にしますね。
数年前からサービスが始まっていたのは知っていましたが、これまではあえて利用してきませんでした。

最近になってかなり世間に浸透してきた感がありますが、
「実際問題どれくらい快適に使えるのかな〜」
と疑問に思い、今回ふと思い立って利用してみました。

実際に使ってみた感想としては、
「割り切った使い方なら便利、でもボクは今後しばらくは使わないな」
という結論です。

ANA Wi-Fiサービスとは?

ANA Wi-Fiサービスとは、飛行機の機内でWiFiに接続できるサービスです。
2013年頃からサービスが開始されたようです。
(JALなども似たようなサービスを提供しています。)

時間とデータ通信量により、料金プランがわかれています。

最も安いプランがUSD4.95。30分、15MBまで。
真ん中のプランがUSD8.95。1時間、30MBまで。
一番高いプランがUSD19.95。フライト中ずっと、100MBまで。

これを見てわかるように、通信量制限がけっこう低めに抑えられています。

あまりヘビーな使い方には向いておらず、メールやSNS、軽いブラウジング程度の使い方を想定されている感じです。

実際に接続してみた

今回、米国シカゴ行きの便で実際に使ってみました。
機材はボーイング777-300です。

離陸して5分ほどすると機内WiFiに接続可能になります。
接続すると、各種プランの画面になりますので、好きなプランを選択して申込みしていく流れです。

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ここでクレジットカードでの支払いが必要になりますので、カード番号・有効期限・セキュリティコードは手元で確認できるようにしておいた方がいいです。

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申込・クレジットカード決済が完了したらすぐに使えるようになります。

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通信速度と通信量制限はどうなのか?

通信速度はかなり遅いです。
現在の日本の4G通信や光通信、ADSLに慣れているとメチャクチャ遅く感じます。
テキスト程度であれば問題ありませんが、画像や動画などの通信には明らかに向いていません。
ウェブサイトも重めのものは開くのに何十秒も待たされます。

通信速度の問題に加えて、利用可能な通信量が決まっているのも不便な点です。
1番安いプランの15MBなんてあっという間です。
普段のような使い方をすると、間違いなくストレスが溜まりますし、実用に耐えられないです。
最低限の使用と割り切って使ったほうがいいです。

ちなみに1申込で複数機器で接続することはできますが、同時接続はできません。

インターネットに繋がらないというのは貴重なこと

今回、機内でセコセコと不便なネットに接続して感じたことがあります。
こんな通信環境の悪い空間で無理にネットに繋がる必要ってあるのかな?

忙しい現代人にとって、インターネットに繋がらない飛行機という空間は、逆に貴重なんですよね。
インターネットに繋がらないからこそ、普段は集中してできないことに没頭できます。
たとえば読書とか映画鑑賞とか。

幸い、まだまだ「飛行機に乗っている間は電波が届かない」という共通認識が世間一般にあります。
この共通認識に甘えて、飛行機での移動時間くらいは、何かに没頭するのが賢い時間の使い方じゃないでしょうか?
中途半端にネット接続しちゃうのはもったいないです。

まとめ

飛行機の機内WiFiサービスは、通信速度が遅く、通信量制限もあるため、割り切った使い方をおすすめします。
どうしてもメールを送りたい、SNSを使いたい、という人以外には正直オススメしません。
ボクは当面は使わない予定です。

逆に今回、インターネットに繋がらない空間の貴重さをあらためて実感しました。
あなたはこの貴重な時間をどう有効活用しますか?

それでは~。

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