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【実録】MacBookのキーボード交換とバッテリー交換、期間と費用は?

どーも、ちゃたです。
愛用しているMacBookに不具合が発生してしまい、先日Apple Storeにて修理してもらいました。

同じような不具合をお抱えの方に参考にもなると思いますので、その顛末をシェアいたします。

ちなみにボクが使っているのは2017年発売のMacBook 12インチです。

 

MacBookのキーボード交換に至るまでの流れ

キッカケはキートップの剥がれ

キッカケは些細なことでした。
MacBookのcommandキーのキートップの塗装が剥がれてきていたんです。
気になるなあ、と思いながらもわざわざ直しに行く気にもならず、我慢して使っていました。

Apple Storeでキートップの修理をしてもらう

そんなある日、iPhoneのバッテリー交換のためにApple Storeのgenius barに行ったんですね。

そのついでにMacBookのキートップ剥がれも直せるかなと、軽い気持ちで頼んでみました。

iPhoneとMacBookでは担当者が異なるので、予約は取り直しだったんですが、運良く当日対応してもらえることに。

結果、キートップのみの交換をその場ですぐにしてもらえました。
キートップのみの交換は、10分もかからずサクッと終わりです。

「iPhoneとMacBook、1日で済んでラッキー」
と思っていたのですが。。

 

キーの押し込み具合が明らかにおかしくなる

その翌日のことです。

直してもらったcommandキーの押し込み具合がなんかおかしい。
ショートカットキーをよく使うボクとしては、見過ごせない問題です。

押したと思っても押せていない、そんなことが半日だけでも何回も繰り返されます。

よくよく確認してみると、やはり押し込み具合が明らかに他のキーと違う。
見た目でも、commandキーの上部が沈み込んで斜めになっていることがわかりました。

沈み込んでいる斜めの部分を押しても反応なし。
間違いなく不具合でした。

 

再度Apple Storeのgenius barへ持ち込み修理依頼

交換後のさらなる不具合ということで、事情を話し、当日駆け込みました。

再度修理してみます、とのことで、15分ほどかかり、キートップを付け替えてもらいました。
今回はキートップのみではなくその下の部分も替えてくれたようです。

しかし、それでも感触は違和感あり。

よくよく聞いてみると、
キートップの下に爪のような部分があり、それが変形している
とのこと。
これを直すには、キーボード全体の交換が必要になるので、預かり修理になります
とのこと。

仕事で毎日使っているMacBookなので、預けたくはなかったですが、違和感があるまま使い続けるのは耐えられないと思い、修理に預けることにしました。

 

バタフライ構造のキーボードの不具合について

今回不具合が起こり思い出しましたが、Appleは2018年6月に、バタフライ構造のキーボードの不具合を認め、修理プログラムを発表しています。

対象は2015年〜2017年発売のMacBookおよびMacBook Proで、下記の通り。
結構ありますね。

Appleによる公式内容はこちら;
MacBook および MacBook Pro キーボード修理プログラム

特定の MacBook および MacBook Pro モデルのごく一部のキーボードに、以下の症状 (の 1 つまたは複数) が現れる場合があることが判明しました。
・文字が勝手に反復入力される
・文字が表示されない
・押したキーがスムーズに跳ね返ってこない、または、キーを押した時の反応が一定しない

Apple または Apple 正規サービスプロバイダでは、対象となる MacBook および MacBook Pro のキーボードを無償で修理させていただきます。

修理プログラムの対象モデルは次の通り;

  • MacBook (Retina, 12-­inch, Early 2015)
  • MacBook (Retina, 12­-inch, Early 2016)
  • MacBook (Retina, 12-­inch, 2017)
  • MacBook Pro (13­-inch, 2016, Two Thunderbolt 3 Ports)
  • MacBook Pro (13-­inch, 2017, Two Thunderbolt 3 Ports)
  • MacBook Pro (13-­inch, 2016, Four Thunderbolt 3 Ports)
  • MacBook Pro (13-­inch, 2017, Four Thunderbolt 3 Ports)
  • MacBook Pro (15-­inch, 2016)
  • MacBook Pro (15-­inch, 2017)

 

MacBookのバッテリー交換も行うことに

修理前のMacの診断において、バッテリー不具合も発見

さて、修理に預ける前に、Macの診断というものも行われました。

他に何か異常がないかチェックするようです。

実はこれで、ボクのMacBookには他にも異常があることか判明しました。
バッテリーです。

総合的ななんちゃら、ということで、詳しい説明はされませんでしたが、バッテリー自体に異常が発生している模様。

まだ購入後1年ちょっとで、繰り返しの放電回数はそれほど多くないので、経年劣化ではなく不具合のようです。

そもそも比較対象がなかったのでわかりませんでしたが、思い返してみると最近MacBookのバッテリー持ちが悪かったんです。
購入当初は丸1日余裕で使えてたのですが、最近は電源なしで使い続けると夕方にはバッテリーが切れそうになってました。

バッテリー交換することで、新品のバッテリーに切り替わり寿命が延びるんであれば、やってもらうに越したことはありません。

修理期間がさらに長くかかるようでしたが、1度にお願いすることにしました。

(元々はiPhoneのバッテリー交換だけのつもりが、気づけばMacBookのキーボードとバッテリーを交換、という大ごとになってしまいました。。)

 

 

MacBookのキーボード交換、バッテリー交換にかかる期間と費用

さて、気になる修理期間と費用です。

MacBookのキーボード交換、バッテリー交換にかかる期間は

まずはキーボード交換にかかる期間について。

ボクが持ち込んだときは、
交換用のキーボード自体の店舗在庫はあったため、修理にかかる期間はおそらく3〜4日、長くても1週間くらいで済みそう
と言われました。

ただ、今回はバッテリー交換も依頼したので、さらに修理期間が長くかかりました。
当初言われたのが、
バッテリーと一体化したボトムケースという部品の店舗在庫がないため、1週間から10日ほどかかる
ということ。

そして実際にキーボードおよびバッテリー交換にかかった日数は、
キッカリ1週間
でした。

 

MacBookのキーボード交換、バッテリー交換にかかる費用

修理費用については、ボクはAppleCareに加入していて、その保証期間内だったため、キーボードもバッテリーも無料で交換してもらうことができました。

ただし、明細を見ると、以下のように書いてありましたので、保証期間外だとこれだけの修理費用がかかるようです。
かなりお高いですね。

AppleCareに救われました。
(なお、バッテリーについては、おそらく無料修理プログラム対象ではあったと思われます)

Bottom Case with Battery, Silver
¥ 24,800

Japanese, Top Case with Keyboard, JIS, Silver
¥ 29,500

Hardware Repair Labor
¥ 9,300

合計¥ 63,600

ちなみに、キーボード交換は、実際にはトップケースと呼ばれる部品の取り替えとなります。
バッテリー交換は、実際にはボトムケースと呼ばれる部品の取替えとなります。

トップケースもボトムケースも取り替えということは、外観的にはかなり新品に近くなるってことですね。

 

 

MacBookの修理を終えて

修理されたMacBookのgenius barでの受取

1週間後、修理後のMacBookを取りに行きました。
genius barは、修理後受取は予約が必要ないのが嬉しいです。

待ち時間は5分ほどでしょうか。
休日で混んでましたがスムーズに案内されました。

修理(交換)内容と、実物での動作確認くらいで、10分もかからず終わりました。

 

修理後のMacBookの挙動

さて、修理後のMacBookを使った感想も書いておきます。

キーボードについては、完全に新品になり、もちろん変な押し込み具合も直っています。
やっぱりその場しのぎの修理ではなく、交換修理を頼んでよかったです。

バッテリーについては、明らかに長く持つようになりました。
やはり不具合があったんですね。
間違いなく電池持ちが改善されました。

MacBookのバッテリー持続時間が購入当初より異様に短くなったと感じる場合は、不具合を疑ってAppleに連絡をした方がいいかもしれません。

 

 

最後に

今回、MacBookを初めて修理に出して感じたことをまとめます。

・Apple Storeの修理対応はとても丁寧
・ただし、保証期間内でないと費用がかなり高い
・自分では気づいていない不具合が発生していることもある
・MacBookの代替手段を確保しておく必要性

ボクはMac端末を1台しか持っていないため、1週間でもなくなると大変でした。
愛用しているMacBookの代替手段は普段から考えておく必要がありますね。

また、今回の修理対応でApple Storeには何回も足を運びましたが、対応は素晴らしく、さすがAppleだなと感じました。

それでは〜。